そして65kgからなかなか減らなかったのですが、最後にやったのが精神修行です。 この本を読んで色々考えさせて頂きました。
『人生生涯小僧のこころ』です。 この本を読み僧侶が命懸けで修業をしているのが解ります。
お釈迦様も修業をしていたように命を懸けての修行を感じました。 一部を紹介いたします。
千日回峰行は、台風が来ようが体調が悪かろうが、休むことはできませんし医者に診てもらうこともできない。白装束に腰には、短刀と紐を持つ。
これは自害の時の備えてのことだ。標高364メートルの蔵王堂を0時半に発ち、漆黒の中を提灯と杖を頼りに延々24キロの険しい山道を登り、8時過ぎに標高1719メートルの大峯山頂に至る。
同じ道を下って15時半に帰堂、自ら掃除洗濯、翌日の準備をして19時に就寝、23時半には起床。往復48キロ、標高差1300メートル以上を毎日歩くのだ。(1回でも大変でしょうね)
夜11時30分に目を覚ますと直ぐに滝場に入り身を清め39度の熱が出ても行が始まります。
塩沼亮潤大阿闍梨さん曰わく、体の調子が良いか悪いかではなく、『悪いか最悪か』らしいです。(人間は、それでもできる精神面が素晴らしい)
1000日終わると、最後に、さらに辛い四無行の修行になる。一般に「堂入り」と呼ばれる修行だ。これは堂内に籠もり、9日間『断食』『断水』『不眠』『不臥』
つまり『食わず、飲まず,寝ず、横にならず』を続ける行です。この修行中に亡くなった修行者もいるので「生き葬式」と呼ばれるのである。
この話を聴いて、今までの甘えが良く解りました。これからは我慢をすることにも、修業していける覚悟がつきました。
食事も1週間で10食、食べるか食べないかの生活をして、体調面もさらに良くなり、健康的で食費も浮き良い事尽くしです。
最近少し体重が61kgになりなまってきたので、あと1カ月もないですが、来月16日の私の誕生日までに目標の55kgにすることを宣言します。
もし55kgにならなかったら、丸坊主にします。自害する事、1000日回峰の修業に比べれば簡単に思えてきます。
気合を入れてダイエット頑張ります。この本お薦めです。以上。