土曜日に3年近く行けなかった箕面継学会に論語の勉強へ・・・
論語の前に中国の漢詩李白の一文が印象的だった。
『両人対酌すれば 山花開く 一杯一杯 復(ま)た一杯
我酔うて眠らんと欲す 卿(きみ)且(しばら)く去れ明朝 意あらば 琴を抱きて来たれ』
(2人で向かい合って酒を飲んでいるが、山では花が咲いているではないか。
つい、一杯一杯、また一杯と酌み交わしてしまった。 私はすっかり
酔っ払って眠くなってきたよ。君はひとまず帰ってくれ。
明日の朝、気が向いたら琴を持ってきて奏でてくれ)
全く気を使うことのない友人、いい関係ですね^^
次の漢詩も李白と並ぶ詩人 杜甫 『貧交行』
翻手作雲覆手雨 手を翻せば雲となり 手を覆えば雨となる
紛紛軽薄何須数 紛紛たる軽薄 何ぞ数うるを須(もち)いん
君不見管鮑貧時交 君見ずや管鮑貧時の交わり
此道今人棄如土 此の道 今人棄てて土の如し
手を上に向けると曇ったり下に向けると雨に成ったりするほど、
人の心は変わりやすい。このように変心する軽薄さは数える
までもなく多すぎる。お金があるときには大勢の人が
寄ってきたがちょっと悪くなると来なくなる、なんと人情の無い人が
多い事か。君達見たまえ。管仲と鮑淑の貧しい時の付き合いを・・
今の人はこの大切な義理人情を土のように棄ててしまった。
両文とも友人に対する詩ですね。このように付き合いができる
友を持ちたいですね^^