先日のブログでもご紹介がありましたが、塩元帥では、毎月2回に分けて、全スタッフでの会議が、大阪であります(^^♪
その会議では、お客様の為は、もちろんのこと、スタッフの人間力を向上すべく、大将自身からのありがたいお話しや、本の紹介であったりをして下さいます。
その中の1つに、『教育勅語』というものについて、学ぶ機会があったので、皆さんに紹介したいと思います(^^)
簡単に説明いたしますと教育勅語とは、1890年日本の教育の基本方針を示した明治天皇の勅語のことをいいます。
忠君愛国を国民道徳として強調し、学校教育を通じて国民に強制され,天皇制の精神的・道徳的支柱となったものです。
その原文は、こちらです。
こちらを、なぜ紹介したかというと、とても大切な事をが12個、書いてあることを知ってほしかったからです(^○^)
ここに書いてある大切な事(十二の徳目)をしっかりと心から理解し、行っていればきっと、近年の問題となっているいじめによる自殺や、児童虐待、数多くの様々な犯罪が減少すると思いました。
昔の文章なので、こちらで簡潔に、その十二の徳目の内容を書かせて頂きます(^O^)
1つ目は、『親に孝養をつくそう』です。
産み育ててくださった両親に感謝すること。
2つ目は、『兄弟・姉妹は仲良くしよう』です。
兄弟のいる人は、仲良く励まし合うこと。
3つ目は、『夫婦はいつも仲むつまじくしよう』です。
縁あって結ばれた夫婦は、いつまでも協力し合うこと。
4つ目は、『友だちはお互いに信じあって付き合おう』です。
学校などで交わりをもつ友達などと、信じあえるようになること。
5つ目は、『自分の言動をつつしもう』です。
もし間違ったことを言ったり行った時は、すぐ自ら反省し、謙虚にやり直すこと。
6つ目は、『広く全ての人に愛の手をさしのべよう』
どんなことでも自分ひとりではできないのですから、いつも思いやりの心と、博愛の輪を広げること。
7つ目は、『勉学に励み職業を身につけよう』です。
誰でも自分の能力と人格を高めるために学業や鍛錬をするのですから、自ら進んで知徳をみがくこと。
8つ目は、『知識を養い才能を伸ばそう』です。
一人前の実力を養ったら、それを活かせる職業につき、世のため人のために働くこと。
9つ目は、『人格の向上につとめよう』です。
ふだんは国家の秩序を保つために必要な憲法や法律を尊重し、
約束は必ず守ることを心に誓って、ルールに従うこと。
10つ目は、『広く世の人々や社会のためになる仕事に励もう』です。
もし国家の平和と国民の安全が危機に陥るような非常事態に直面したら、
愛する祖国や同胞を守る為に、それぞれの立場で勇気をだし、覚悟を決め、力を尽くすこと。
11つ目は、『法律や規則を守り社会の秩序に従おう』です。
皆さんの祖先たちが、昔から守り伝えてきた日本的な美徳を継承すること。
12つ目は、『国難に際しては国と天皇のため力を尽くそう』です。
国民の皆さんと一緒に、これらの教えを一生大事に守って高い徳性を保ち続けるため、ここで皆さんに「まず自分がやってみます」と明言することにより、その実践に努め、お手本を示したいと願っています。
と、明治天皇がおっしゃっている内容です。
この教育勅語についての本は、いくつも出版されています。
のの本は、教育勅語について学ぶのには最適の書だと思います。
小学生以上なら十分読んで理解できる内容です。非常に分かりやすく説明して下さっています(*^_^*)
この本は、その作成に情熱を注いだ井上毅と元田永孚の深い愛国心について書いてあります。
その内容が平易な文章で記され、その完成までの過程が良くわかるこの本は、初めての方にもおすすめです。
塩元帥では、こういった会議をおこなってもらうことにより、人間の教養を鍛え、心から幸せになれる、幸せを与えられる集団でありたいと願っています。
日々向上していきますので、今後ともよろしくお願いします。
伊川谷塩元帥 木村亮佑