プロの仕事。

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もうすぐ春ですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ってか、もう春ですね。
新生活や新学期に向けて、わくわくが止まらないという方も多いのではないでしょうか。
僕は来る第二回塩元帥社内対抗焼き飯大会に向けて、俄然はりきってます。まさにワクワクが止まらない状態ですね。
申し遅れました、写真の男、田原本塩元帥の福田です(*_*)

今回は塩元帥の「仕事」を一部紹介させて頂きます。

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塩元帥では、毎日、各店でイチからスープを炊いています。
骨をハンマーで(愛情こめて)叩き割るところから始めて、なんやかんや色々な工程を経て(企業ヒミツです)、寸胴と呼ばれる巨大な鍋で煮込むこと数時間、微妙な火加減を常に調整し、炊き上がったスープがこちら。
この状態では、まだ中に骨やらなんやかんやが入ったままです。
これを濁らないようにそーっと別の鍋に濾して、そのあとまたなんやかんやします(企業ヒミツです)。

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で、こちらがその濾し終わったあとの寸胴。

今回僕が紹介したいのはここから!

使い終わった鍋は、当然、洗います。焦げ付きが結構あるので、念入りにゴシゴシやります。

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綺麗になりましたね。
で、こっから!
僕が紹介したいのはこっから!

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寸胴を裏返します。
すると、こうゆう感じになってることがほとんどです。
この、裏側の焦げ付きも、絶対に落とすように!!
僕が新入社員の頃、先輩に初めて教わった仕事がこれでした。

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ホースで流しながらこすると、結構簡単に落ちます。
ほんとにちょっとした事ですが、これは「絶対にするように!!」と教わりましたし、僕が指導する時も、そう伝えます。
それはなぜか?

「焦げが残ったままだと、微妙に火加減が変わるから」

です。
そう、つまり、鍋底に「焦げ」の層がほんの少し出来てしまうことで、焦げがある部分と無い部分で、中のスープに及ぼす火の影響力が微妙に変わってしまうというのです。
毎日、「全く焦げの無い」寸胴でスープを炊くことが、ブレの幅を少しでも減らすことに繋がるのです。
前職でも某人気ラーメン店で働いていた僕ですが、まえの店ではこんな細かいことまで言われたことがなかったので、
「塩元帥、レベル高けえ…」
と、感動したのをよくおぼえています。

こういうのが、プロの仕事っていうんじゃないでしょうか。

ひとつひとつの動きに、意味がある。
そして、それをきちんと説明して教えてくれる。

ただ、「裏も全部綺麗に洗うように」と教わっただけでは、もしかしたら、洗剤を付けてひと撫でしただけで作業を完了する人もいるかもしれません。それでは、焦げ付きは落ちません。
でも、このように、きちんと説明してもらえたら、自分のする仕事の「意味」と「目的」が分かっているので、二度と忘れませんし、きちんと、「焦げ付きを取る」ようになると思うのです。

って、そんな話。今回。
小さなことですが、それもこれも、全ては「最高の状態のラーメン」をお客様にお届けしたいがため!
こうゆうのをいっさい妥協せず、取り組むことが「全力」で働くということではないでしょうか。
僕はそう思います。

以上です(๑≧౪≦)
春めいてきたとはいえ、まだ時々寒い日もあります。
ブログをご覧の皆さまも油断はせずに、朝晩は暖かくして、元気に桜の季節をお迎え下さい(^O^)

では、また( ´ ▽ ` )ノ