いつもブログをご閲覧頂きまして、ありがとうございます。富田林店、瓜生島です。
㈱全力では大将会と言う、勉強会が月に1回あります。大将【社長】自ら直接ご指導頂ける、貴重な場です。今回のブログはその中で学んだことを一つ紹介させていただきます。先月16日に行われた大将会2期生(現在、1期生から3期生まであります)の勉強会で教えて頂いた事です。
【ホテル王ヒルトンの教育法】
「あなたの人材育成法には定評があります。ダメ人間を更生させたどころか、ホテルの幹部に取り立てたのですからね。少年院に入っていた札付きのワルが今や副支配人として活躍しています。窃盗(せっとう)を何度も繰り返した前科のある男は今やフロントサービスのマネージャーとして活躍しています。何か特別な教育でもされたのですか」
するとヒルトンは次のように答えました…私のやったことといえば、ただ一つ。褒め続けただけです。そう、こんな具合にね。
「君は笑顔が素敵だね。君の笑顔を見たら、お客様はきっと癒されると思うよ。これは君にとって、一つの大きな武器だ」
「君は会話術に長(た)けているね。お客様に何か尋ねられたとき、ゆっくりとした口調で、一呼吸おいてから答えるところなど、さすがだ」
「君は姿勢がいいね。お辞儀の仕方もパーフェクトだ。これはホテルマンにとって欠かすことのできない資質だよ」
こんな風に褒められると、人は皆嬉しくなります。もっともっとやる気が出てくるでしょう。自分の事をこんなにも見てくれているのだ、認めてくれているのだ。この人にもっと褒めらたい、褒められるような仕事をしよう。と、なるのが人間です。そうであれば、これを取り入れない手はありません。私たちも直ぐに真似出来るのではないでしょうか。
塩元帥では怒らない指導というのが基本です。怒って、感情に任せて言ってしまうと、相手を委縮させてしまい、緊張させてしまうので、逆に良い仕事が出来なくなります。
ゆっくりとした口調で、相手に伝わる様に意識して、注意すれば大抵の人は十分に理解します。大将曰く、幼い子供に物事を教えるかのように、優しく、丁寧に、です。これに加えて、褒める事を実践することが出来れば、その褒められた方の成長は・・凄く楽しみです。相手を褒めるためには、その方に関心を持ち、しっかりと見ておかなければ、褒めることは不可能です。どんな些細な事でも、良い所は褒める、それを伝える、褒め続ける事を習慣にして参ります。
このように、大将会で学ばせて頂いた事を、店舗で実践する事で、私自身の成長に、お店の成長に、そして塩元帥全体の底上げに繋がると思います。日々の営業が自身の成長に繋がり、毎日が学びです。それでは、今日も一日全力で働いて参ります。どうぞ宜しくお願い致します。