塩元帥のこだわり ~計量編~

お楽しみ様です。本日ブログを担当させて頂きます、東近江塩元帥 瓜生島と申します。最後まで、お付き合い頂ければ幸いです。

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今日は、私が猛練習中のラーメンのスープ計量についてお話しさせて頂きます。スープ計量?写真を見て、レードル(業務用お玉とでも申しましょうか)でスープをすくい、丼に注ぐ、それだけの事では。と、思ったブログをご覧の皆様、そんなに簡単な話ではないのであります。それはなぜか・・・。このレードルは300ccと表示されております。がしかし、このレードルで、スープを320ccすくわなければならないのです。最初は300cc用なのだから一杯で300ccがすくえるのでは?なのに、320ccすくう、そんな事が可能なのかな?と思っておりました。DSC_0424が、先輩が次々とスープを張っているのを見ていると、おっ‼本当に320cc入るではありませんか!?実は表面張力をいっぱいいっぱいに使い、300ccのレードルで320ccをすくっているのです。これは練習するしかない!(練習には水を沸騰させて使用している物、残ったスープを使う時もあります)DSC_0427練習すると聞き、他の先輩も自分の練習に付き合ってくださいました。これこそが塩元帥の先輩方の人間力。「先輩は後輩の為に」を実践されている見習うべき先輩方の姿だと沁み染みと感じておりました。・・・と、干渉に浸っている時ではなかった。練習せねばっ!DSC_0436DSC_0435見た目以上に難しく、鍋を持っている左手も、握力が失われていきます。一日に作る何百杯ものラーメン。1/100杯ではなく1/1杯が100回あるのだ。その1杯1杯を真剣に作るからこそ、単純な作業こそ正確に、間違いなく、誤差なくスピーディにしなければいけない。と教えられました。こういった、スープのグラムも1グラム単位でこだわるからこそ、人々から愛される塩元帥のラーメンが出来ているのだと感じました。DSC_0419
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DSC_0416塩元帥の厨房はほとんどのお店がオープンキッチンでございます。ですから、そのような細部に渡るこだわりを、お客様は直に見る事が出来ます。私たちも常にお客様に見られている意識を持って仕事に臨んでいます。塩元帥にお越しの際には、このような”こだわり”を見る事も一つの楽しみにして頂ければ幸いです。では、私はまだ計量の練習がありますので、そろそろ失礼致します‼
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