いつもありがとうございます!!
京田辺塩元帥の西田です(^^)
今回は店内会議でしているディスカッションについて書かせて頂きます。
京田辺塩元帥では参加型の会議にするために毎回議題を決め、
みんなでディスカッションをしています。
今自分達には何が必要かを考え、お客様により満足して頂ける塩元帥にするため
本音でディスカッションをします。
今回は私が議題を決めさせて頂くことになりましたので、
議題の選び方を書かせて頂きます。
京田辺塩元帥では「仁」という言葉を大切にしています。
今月の目標もこの通り「仁」という言葉が入っています。
「仁」とは主に「他人に対する親愛の情、優しさ」を意味しています。
今回のディスカッションの議題は「仁」の思いを深めるため、
大将からお薦めして頂いた本を中心に、選びたいと思います。
こちらがその本です。
大将がお薦めして下さる本は、自分中心の考えではなく、
他の方に優しくする事がいかに大切かということを教えて頂ける本ばかりです。
議題を決めるにあたり、日頃深く考えなかった事、どうすればみんなに伝わるか考える事で、
自分の勉強にもなります。
私が気に入った内容は、日本のナイチンゲールと呼ばれた瓜生岩子さんのお話です。
両親を早くに亡くし、夫もなくした瓜生岩子さんは幼いころに
読み書きを教わったお坊さんに「私は、もう何もしたくありません。世間を離れ、
静かに余生を過ごしたいものです」と言います。
するとお坊さんは「世の中にはお前以上に不幸せな人が大勢いる。
これからは困っている人の世話をして生きなさい」と諭します。
戊辰戦争が起きた時鉄砲玉が飛び交う中をかいくぐって敵味方関係なく
負傷者の手当をします。逃れてきた人には食事も与えます。
このような活躍は敵軍の大将である板垣退助をも感動させました。
父、母をなくした子どもたちのためにちいさな学校を開き、読み書きそろばんを学ばせました。
こうした功績は明治天皇のお后まで届き、藍綬褒章(公のために尽くした人に
天皇陛下から送られる栄誉ある賞)を受けます。
岩子さんは68歳で亡くなり、岩子さんに影響を受けた人達は医療や福祉活動を
行う団体をつくり、その活動を引き継ぎました。
もっと詳しく知りたい方は是非「物語で伝える教育勅語」を読んで下さい。
このお話を読んで、ほんとにいいお話だと思いました。
信念を持ち、人に尽くすことで自分が亡くなったとしても自分の思いは
生き続けるのだなと感じました。
今回の店内会議で「仁」に関係する議題をディスカッションし、もっとお客様、
スタッフの居心地がいい京田辺塩元帥にしていこうと思います。
ブログをご覧頂き、感謝致します!!