ブログをご覧いただきありがとうございます。
京田辺店 田原です。
今回は先日副店長会議後のラーメンツアーの開催地
大阪の福島に実は...
無農薬で化学調味料も一切使っていない
個人的にオススメな和食のお店があるので紹介したいと思います。
こちらがそのお店『花仙』さんです。
今回、無農薬の食材を提供するお店の紹介とゆうことで、
無農薬と自然栽培の違いを簡単に説明しますと、
無農薬とはその名の通り農薬を使わず栽培する方法で、
全力自然農園の自然栽培は何十年も農薬が使われていない土壌で、
農薬を使わず自然の力だけでの栽培する方法です。
なので、自然栽培で作られた農作物は農業部門の松本さんも
苦労して育てられた有難い食材だと思うのですが、
僕らでは計り知れない苦労などもあるかと思いますので、
詳しくは農業ブログで(^^)/
因みに、以前こちらのブログでも紹介されていたと思いますが、
全力自然農園で獲れた自然栽培のじゃがいもをお店で使って、
スープを作った時に、冷蔵庫で冷まして固まったスープの油の違いが衝撃的でした!!
じゃがいも1つでもこんなに変わるんだと...
なので、塩元帥で使う野菜が全て全力自然農園で獲れた、
自然栽培の野菜になる日を夢見つつ本題へと戻りたいと思います(^^;
こちらの本でも紹介されている『花仙』さんは、
知人に紹介してもらったのですが、
なんと7?歳の女将さんが一人でやられているお店です。
お店の中は...
こんな感じで料金はどこにもありません(◎_◎;)
基本、女将さんにおまかせです!!
先ず気になったので無農薬とか化学調味料を使ってない食材は
どんなルートで仕入れられてるのかお尋ねしたところ...
そんなのあらへん。
うちの舌で確認するんや‼
これが一番確かやもんと言われ色々話を聞いてると、
化学調味料などほとんどなかった時代に育ち、
女性がなかなか包丁も握らせてもらえなかった時代に料理人の世界に入り
ずっと料理一筋でこられた確かな舌。
化学調味料等がちょっとでも入っていたらその苦味ですぐ分かると、
テフロンのフライパンで料理したものもその味で気分が悪くなるので、
外食も殆どしないと言われていました。
なので食材1つ1つ本当にこだわっておられました。
ごま油も昔ながらの製法でこだわって作られている所のを使い、
ごまはエチオピアなど海外のから仕入れるので、
そこでも農薬など使われていないか調べるために、
そこの社長さんは何百万もする放射線などを調べる機械を導入してやってはるねん。
と嬉しそうに話してくれます(*’▽’)
そのごま油がこちら(^^)/
ブログでこのごま油の事を書くにあたりパソコンでごま油について見ていると
↑↑の写真のごま油を作っている山田製油さんのホームページに辿り着いたので、
見てみると女将さんが言われてたのとまったく同じことが書いてありました。
他にも鶏肉もこんな感じで竹の皮で包んであったり、
塩も元々は高知でご夫婦でやられているとこのを使っていたけど、
テレビとかで紹介されてなかなか手に入りにくくなったので今はなんと...
フランス産!!!
ここにに来てなんでフランスと思ったのですが、
新しく使う塩を探してる時、
美味しいモノ好きやから探していたらそういう感が働くねん☆彡
それで出会ったのがたまたまフランス産だったと...
こちらの卵パッケージにがんこ村と書いてありましたが、
うちもがんこやねん‼
がんこやないと美味しいモノは作られへん。
とこれまた嬉しそうに話してくれます。
最近はがんこ親父の○○みたいなお店も見かけなくなった気がします(T_T)
とにかく話を聞いているとこの人は、ほんとに料理が好きなんやなぁ~と
情熱がハンパないです。
最後死ぬんやったらこの厨房で死にたいと、
それはここが私等の舞台やもん!!
まぁこんな感じの女将さんなんですけど、
このお店で一番勉強になったのは、
女将さんが料理をお客様に出す時に、
こちらの反応も期待して見てるとは思うんですが、
言葉とかではなく女将さんから伝わってくる自信が凄かったですね。
やはりいい食材と長年培ってきた腕があるからこそだと感じましたが、
塩元帥ではホールのスタッフがお客様にラーメンをお持ちすることが多いので、
僕らが自信を持って作っている最高の一杯に対する気持ちを、
ホールのスタッフにもしっかり伝えることが大切だなと思いました。
『花仙』さんのオススメポイントは女将さんだけじゃなく、
こちらの黒電話に...
お会計がなんと。。。
そろばん‼
このレトロな感じが...
今の時代では逆に新鮮です。
因みにお会計の際少しドキドキしながら待っていると、
なんと5000円‼
一瞬そろばん使ってた意味あったんかな(?_?)
と思いましたが...(笑)
端数はまけてくれたんやとポジティブにとらえました。
このお店に行きだして思うことは価値観って大切だなと、
正直、1食5000円は自分からしたら贅沢だと思うのですが、
それはお弁当にしたら10食ぐらい食べれるって思ったりもするんで。。。
でも、お店の雰囲気やサービスそしてこの味はお弁当では感じれないので、
自分は今後もこの機会を大切にしていきたいと思っています。
正直、このお店は自分だけの隠れ家スポットにと思っていたのですが、
大将が会議の時に本を読んだりしても読んで自分の中にしまって終わりじゃなくて、
周りの人に伝える、アウトプットすることが大切だと言われていたので、
自分もいいお店の良さをしっかり人に伝えれるようにと思い、
今回ブログで紹介しました。