いつもブログをご覧頂きありがとうござます、京都店の村山です。
夏もあっという間にすぎさり、秋の気配が濃くなってまいりました。
京都の寺院では紅葉に向かって一番良い季節になってまいりました、そこで個人的にこの季節にお勧めのお寺をご紹介したいと思います。
まず、最初は鷹峰にある「源光庵」です。
こちらは本堂からお庭に向かって、円と角の窓が二つ並んでいてそれぞれ「悟りの窓」「迷いの窓」と名付けられており、禅の心を現しているという事です。難しい事はわからないですが同じ庭を二種類の窓から見ると、柔らかく見えたり、力強く見えたりするので不思議です。ここに紅葉もプラスされると言葉も失う美しさです。
次は「竜安寺」です。
こちらは世界遺産の枯山水の石庭が有名で素晴らしいですが、私はその裏のにあるつくばいを見に行きます。
写真ではわかりにくいですが、真ん中の□を口編に見立てて「吾唯足知」(われ ただ たるを しる)と読むそうです。禅問答で相当高尚な文句らしいのですが、自分では「貧しくても苦しくても、満足する事を知っていれば幸せであり、裕福であれば欲深くならないことが幸せである」とかいしゃくしています。これを見ながら今の自分を振り返ると幸せになっていく気になります。
三つ目は「東福寺」です
通天橋を見た絵で辺り一面紅葉に染まった景色が京都で好きです。見た事がなかったら一度は見て頂きたいです。また周りにあるいくつかのお寺のお庭も趣があっておすすめです
紅葉の京都の旅を楽しんでいただければ幸いです。