盛り付けの重要性。


堺塩元帥、店主の福田です。
写真は白ご飯の大盛りです。
実はこの写真、左右とも全く同じ量です。
何が違うか。
盛り方です。
どちらが大盛り“らしい”でしょうか。
どちらが美味しそうでしょうか。
一部の特殊な嗜好の方以外はほとんど答えは同じだと思います。
このように、盛り付けかたひとつで、出来上がってくるものの姿が随分と違います。
新人さんが多く入ってきてくれた今、こういった部分の重要性をはじめの段階で理解してもらうことが重要だと私は考えます。
おいしい料理を“おいしそう”に盛り付ける。
盛り付けというのは“作業”ではなく“料理”なのだということを理解することで、一気に盛り付けのクオリティは上がります。
そのことを、意識付けのみではなく、具体的なやり方も説明しながら全員で共有できるよう、指導に励んで参ります。
白ご飯の大盛りはお茶碗の中央にお米をふんわりと重ねていくイメージで盛ると、背が高く仕上がります。
伝わらなければ、その人によって説明を変えます。
人と人が関わる職場です。
各々が理解するポイントというのは違って当然です。
そのあたりをどうするか考えるのが、指導の醍醐味だと思います。
うまく伝わったときのうれしさ、それを楽しむ毎日です。

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