お楽しみ様です!姫路塩元帥副店長青山です!
塩元帥では、スープを各店舗で炊いています。これが大きな魅力のひとつです。塩元帥に入社してくる方の中には、工場でなく、店舗でスープを炊いていて、それを勉強したいと入社して来られる方もいます。そしてこのスープ(塩元帥は清湯スープといわれるスープを作っています)の奥が深く、とても面白いです。そして入社して3年経ちますが、自分自身今でもこのスープに悪戦苦闘しています。
基本的なレシピはあるものの、塩元帥は大阪を中心に、岡山、岐阜まで店舗があります。場所が変われば、水が違い、素材が違い、全店全く同じ作り方をしても同じ味にはなりません。さらにスープに使う豚骨、鶏ガラ、野菜などは生き物です。その日その日によって違います。全てを踏まえ、色々な知識、感覚を踏まえ、毎日スープを作ります。これは、テクニック云々より職人的な感性を磨かなければいけません。
そのスープの中で大切と指導して頂いているものが、スープの沸き方、火加減が大変重要だと教えて頂きました。
この間、スープを張り付いて、ずっと見るという事をやってみたのですが、塩元帥のスープは4時間炊くのですが、その中で目まぐるしく炊き方が変化していきました。ほぼ2分ごとにすこしずつ沸き方が変わっていきます。
そのスープを良い状態、良い火加減で炊かなければ濁った雑味の多いスープになります。ひと時も目が離せません。
そしてもう一つ大切なのが味見です。
味見し過ぎて、お腹いっぱいになるほど細かく4時間の間味見を重ねていき、ようやく美味しいスープが完成となります。
このようにスープ一つにしても職人としてとてもこだわり抜いて作っています。そしてそれがとても面白い。塩元帥は手作りにこだわっています。手作りだからこその味があり、そして働くものにとって深く極めていけるし、やりがいがあります。
もっともっと美味しいスープを作れるよう修行していきます!