独自開業とは?
独自開業とは全てを自分の力で創り上げる起業法です。
看板の強さも、常連のお客様も、魅力的なメニューも、何もない状態からのスタートですので、ひとつひとつを試行錯誤しながら作り上げなくてはなりません。
○独自開業のメリット:店舗運営における制約を受けない自由さがある。
○独自開業のデメリット:リスクが高い。全て自分で準備が必要。
独自開業で目指すべきゴール
多くの方が独自開業される際は10坪前後の店を選びます。
10坪前後の店でのゴールを簡単に記載いたします。
◯1日に販売するラーメン:約150杯
◯年収800万円~1000万円
独自開業の適正
私が考える判断基準ですが、独自開業に向いている人の特性を書いてみました(例外もあると思いますのであくまでも参考までに)。
◯精神的、体力的にタフである:
誰にも頼れない独自開業には精神的なタフさが必須です。
独自開業は一人で考え、一人で色々なことを決めていかなくてはなりません。
そのためには精神的なタフさが不可欠です。
◯自分がトップでありたいと考えている:
リスクのある独自開業を選び成し遂げる人は、”自分がトップでいたい”と強く思っている傾向があります。
この欲求があるから、つらい時期も乗り越えることが出来るのだと思います。
修行先の選び方
独自開業を目指す際にオススメの店は下記のような感じです。独立開業者や、繁盛店が推奨です。
○繁盛店である:
流行っている店で修行することは重要です。流行るには流行るだけの多くの理由があり、肌で感じながら学べることは非常に有意義です。流行っていない店で修業をすると自分のセルフイメージも下がるのでこれは絶対に避けましょう。
○仕込み・調理を店舗で行っている
なるべくセントラルキッチンではなく、店舗内で全てを調理している店が有利でしょう。
特にスープなど味づくりの肝が外注になっている店は、独自開業の修行先としてふさわしくないと思います。
仕込み・調理の技術を身につけるためにも、このあたりをしっかり行っている店を選びましょう。
○スタッフの定着率が高い
小さなラーメン屋であっても必ず何人かのスタッフを雇うことになります。
そして、そのスタッフとの関係性の良し悪しが店の成功につながると言っても過言ではありません。
”人を雇う”ことに関しても様々なノウハウがありますので、スタッフ間の人間関係が良い店でそのあたりも学びましょう。
修行の仕方
独立のための修行は、常に自身の未来を考えながら行いましょう。
修行期間も自分で期限を切り、明確な目標がブレ無い様に日々の業務を常に自分の未来と重ねながら行うことで、学びの深さも習得度も変わってくると思います。
また、独立後もオーナーとの付き合いは続く可能性が高いので、修行中は誠実であることを心がけましょう。
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