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ラーメン業界に進む前に読む話 成功のために習慣化したいこと

「流行る味がわかる舌」を鍛える方法

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例えば2種類のラーメンがあったとします。
A:美味しいラーメン
B:美味しくて流行るラーメン
この違いがわからない人は多い気がします。
「流行る味」を世に生み出す条件のひとつは、「美味しい」だけでなく「流行る味がわかる」舌を持つことです。
個人的な勝手な偏見ですが、この舌を持っている人は1%以下ではないかと思います。

では鍛えるためにはどうしたらいいか?

それはシンプルに食べ歩きをすることです。
野球でホームランを打ちたいなら、素振りを何回も練習しますよね。
「流行る味」を世に生み出したいのであれば、何度も食べることです。

私は特に味音痴というわけではなかったのですが、舌が良いわけでもありませんでした。
30歳でラーメンの道に進むと決断し、修行に入ってからは自分の好きな味を求めて食べ歩きを始めました。
1週間に3~4軒のラーメン店食べ歩きを約8年間続け、「美味しくて流行る店の味」を徹底して研究しました。

では今舌を鍛えたい方へアドバイスをするとしたら、
①休みの度に4~5軒食べ歩く
②味の分析を行う(例えばスープに魚介が入っているのでは?などと思考)
③答え合わせをする(そのお店に主材料が公表されていたら、自分の予想と照会)

少なくとも3年間このステップを繰り返すと、次第に舌が鍛えられていくでしょう。
もちろん舌のトレーニングに終わりはないので、私もなお日々食べ歩いています。

そして舌が鍛えられてくると「美味しくて流行る味」を生み出すための研究の段階へ。
実際に自分で作ってみることで、材料の組み合わせ、具材を入れるタイミング、煮込む時間など
独自の黄金比を見つけられるのです。

もし現在加盟をご検討中の方がいらっしゃれば、まずは塩元帥の味をしっかり覚えて頂きたいです。
ラーメンの中でも特に誤魔化しのきかない「塩ラーメン」を提供することとなります。
食べ物は生き物ですので、同じ材料が手に入っても気温や保管方法によってもブレが生じます。
「100点の味を提供している」と自信を持つために、作り手が繊細な味を舌で覚えておかなければなりません。
その舌を持つことで、微差に敏感になり、変化に対応でき、そして当社の味が再現できるようになります。
是非何度でも塩元帥でラーメンを食べてみてください!

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