開店前の準備は、非常に重要です。
麺を茹で、スープと合わせ、トッピングを盛り付るスピードやリズムによって、ラーメンの味は大きく左右されます。小さい店を少ない人数で切り盛りする際は、調理以外のオペレーションで調理のリズムが邪魔されないよう心を配る必要があります。
たとえば、調理中に両替を頼まれた場合…
両替の心づもりをしていない店では、あわてて金庫を出してきて、その中から千円札を数えて渡すことになります。その間にも、麺はどんどん伸び、スープはみるみる冷めていきます。
リズムの狂いは、味の狂いに繋がります。
また、モタモタと対応している店では、お客様も離れていくでしょう。イレギュラーなオペレーションにも素早く対応するためには、しっかりとした準備が必要です。
・お釣りを素早くお返しできるようコインカウンターを準備する。
・千円札は九千円セットを組んでおく。
・食券の券売機を置く場合も、急な両替に素早く対応できるよう用意しておく。
など、小さな店でもできることはたくさんあります。
繁盛店を目指すのであれば、調理のリズムを狂わせないよう突発的なことにも対応できるような準備が必要です。
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